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気候変動予測と衛星観測の未来シンポジウム

昨今、激しさを増している気温上昇、暴風雨などの異常気象をもたらすとされる地球温暖化は、人間活動による二酸化炭素など温室効果ガスの増加に起因することが明らかになりつつあります。日本においても、短い秋、暖冬など異常な季節変化が体感される中、宇宙航空研究開発機構では、正確な気候変動予測を可能とする気候変動研究と全球を観測する最も有効な手段の一つである衛星観測のあるべき姿について検討する「気候変動予測と衛星観測の未来シンポジウム」を開催いたします。講演者プロフィール
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プログラム
本シンポジウムでは、昨今の異常気象を引き起こしていると考えられる気候変動と社会生活との関係性、実生活に直接影響のある気象予報の現状と今後、更に気候変動の次世代に及ぼす影響予測について、各分野の専門家からご講演を頂くとともに、第3期科学技術基本計画において国家基幹技術に位置づけられた「海洋地球観測探査システム」の一部をなす地球環境変動観測ミッション(GCOM)及び雲・放射ミッション(EarthCARE)をご紹介いたします。海洋地球観測探査システムを軸に統合されつつある観測システムと気候変動研究の方向性、連携、課題などについてご討議頂き、気候変動研究と衛星観測のあるべき姿について検討いたしたいと考えております。

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